広報の本棚ユーザーレポート 長崎県諫早市議会編
議会と住民がつながる共有本棚で躍進する議会改革を
諫早市議会では、2015年度に議会ICT化の一環でタブレットおよび本システム「SideBooksクラウド本棚」を導入。議案書や計画書などを電子化して閲覧・共有する『諫早市・議会本棚』と名付けて活用を開始した。その翌年度、本サービス「広報の本棚」の仕組みを利用してこの『議会本棚』を市のホームページ上で公開する取り組みをスタートさせた。 今回は、『議会本棚』を住民へ公開するに至った経緯や現在の利用状況について、議会事務局の早田さんにお話を伺った。
議会から住民への情報共有
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東京IP
本サービス「広報の本棚」を導入するまでの経緯をお聞かせください。
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諫早市
まず前段として、議会での「SideBooksクラウド本棚」の導入があります。議案等の紙媒体をデータ化してクラウド上の本棚で管理し、外出先でも多様な情報を閲覧可能として議員活動を活性化することを目的に、『諫早市・議会本棚』として活用を始めました。その翌年、住民も議員と同様にパソコンやスマホ、タブレットから議会情報にアクセスできる環境をつくり、住民へ広く情報発信するために「広報の本棚」のサービスを利用して、『議会本棚』をホームページで公開することになりました。
誰でも使いやすいページめくり感
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東京IP
本サービス「広報の本棚」を導入する際、ポイントとなったのはどんな点ですか。
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諫早市
文書閲覧用のアプリ「SideBooks」の利便性については、議会で先行して導入したクラウド本棚で確認済みでした。実際に本をめくるようなアナログ的な感覚で利用でき、電子機器が苦手であろうと思われる方々にも比較的容易に利用しやすいものとなっている点が導入ポイントとしては大きいです。フォルダ別に書類を分類できるので、「資料を探す」という点においても便利で苦にならないですね。
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東京IP
検索やしおりなどの閲覧機能は活用されていますか。
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諫早市
議会事務局ではよく使用していますね。本棚にはたくさんの書類が入っていますので、その中からキーワードで検索できる「横断検索」は個人的によく使っています。しおり機能も付箋のように使えますし、メモは手書き以外にキーボードでも打ち込めるのが便利ですね。
広報の本棚から広がる様々な可能性
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東京IP
今後の課題があれば教えてください。
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諫早市
『議会本棚』をホームページに設置したことで住民の利便性は確実に向上していると考えていますが、まだまだ認知度が低いと思われるので、住民へのPRを積極的に行っていく必要があると思っています。また、現在は定例会などの傍聴者には議案等を紙資料で閲覧可能としていますが、議場でも傍聴者がデータ化した資料をタブレット等で閲覧できる環境づくりというのも視野に入れながら、広報の本棚のメリットを生かした取り組みをしていけたらと思っています。
長崎県諫早市議会事務局早田真一郎さんにお話を伺いました。
(2017年3月取材)
ご不明な点は東京インタープレイまでお問い合わせください。
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諫早市議会本棚
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